この世界はすべてつながっている

ここのところ時間があったので、Web上の気になる記事をピックアップしていながら未読だったものを読んでいましたら、In Deep の2017年9月12日記事『太陽と人間と地球の間に存在する永遠のシンクロ : 最近の研究でわかった「すべての人類の心臓のリズムが地球規模で同期している」ことと共に、「太陽と地球と全人類は常に磁場を介して同期している」こと』にあたりました。

 

記事中で詳細に紹介されていますが、簡単にいうと、《太陽活動》と《地球の発する共振》と《人間の体内の自律神経のリズム》が、すべて同期していることがわかった、というものです。

 

私は、この記事から「人は宇宙の中に個別に存在するものではなく、宇宙の一部なのだな」ということを西洋科学的にも再認識しました。

 

全体の一部であるということは、つながっているから一部なのであって、切り離せないものは全体でもあります。

 

マインドフルネスにおいて、精神性を深めていくにつれ、自分自身が周りの世界とつながっている(影響しあっているといってもよいでしょう)ことを認識していきます。

 

世界はつながっているから、それぞれに切り離すことができないというものの見方が一元観(東洋哲学)で、私と貴方は別個のものであるように、それぞれが存在しているのだという見方は二元観(西洋哲学)です。

 

ちなみに現代人の私たちが真理のよりどころとする科学(いわゆる西洋科学)は、どこまでも切り分けて分析して、真理を見つけようとしていますよね。

 

どちらが正しいとかいう話は横に置いておいて、この一元観をよく表しているのが仏教の考え方で、日本人にも比較的親しまれている般若心経の色即是空空即是色という言葉に端的に表現されていると思います。

 

むずかしくて意味わかんないという方は、生命科学者である柳澤桂子氏の「生きて死ぬ智慧」をお読みになると良いでしょう。

 

科学者による心訳で、原子レベルの視点から般若心経による宇宙観をわかりやすく解説されています。

 

本ブログ記事は仏教への勧誘ではありませんが、何千年も受け継がれてきているものには、真理があるのだなと感じます。

 

余計な話ですが、「生きて死ぬ智慧」を読んだ後、日本人に多くにとって、ほぼ葬式仏教としてしか縁がなくなっている日本仏教が、この先、世の中がより混とんとするであろう時代に、どう生きるかという考え方を提供するものとして再活用されるだろうかという懸念も感じたことも書き加えておきます。

 

さて、話は戻ります。マインドフルネスは仏教から宗教性を排除したものとして区別されていますが、根っこは仏教の考え方の一部を抽出したものです。

 

マインドフルネスの実践を続けて(深めて)いくと、どこかで一元観による宇宙観(ジョンカバットジン氏は全体性と言っていますが)を知るようになります。

 

一元観によるものの見方を体験すると、世界の見え方が変わります。何故って、自分にとっての大切にするべき価値の基準が変わるからです。

 

誤解の無い様に申し上げておきますが、私は貨幣経済の中で生活していますから、そこを否定しているわけではありませんよ。

 

ただ、今まで経験したことのないかたは、一度、一元観の世界に触れてみることをお勧めします。

 

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