死について

最近、自分の身内が闘病の末にホスピスで亡くなりました。

 

この世界は無常であり、生まれることも死ぬこともないということは理解しています。

 

それでも、その人を見ることも、触れることもできなくなると、やはり悲しみの感情は生まれますね。

 

それに押しつぶされてしまうことはありませんが・・・。

 

自身のHPで紹介しましたが、マインドフルネスによる終末期ケアの書籍に以下があります。

 

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翻訳が少々読みにくいのですが、終末期ケアを受ける側と、ケアする側の心の問題を、臨床現場での多くの事例で綴っているものです。

 

私は、現在、マインドフルネス心理療法でうつ病等の精神疾患を治す支援をおこなっていますが、将来はターミナルケアの現場でも支援活動をおこないたいと思っています。

 

そして、様々な理由で遺族となった方々のグリーフケアにも取り組みたいのです。

 

こういった自分の存在に関わる問題には、心の奥深い部分まで洞察する深いマインドフルネスが必要です。

 

現在のところ、宗教がその役目を受け持つことがほとんどだと思いますが、その方の信仰にとらわれずに宗教と同様の深さでケアできるマインドフルネスを研究していく必要性を感じています。

 

紹介した書籍の一文から

「愛する人が死んだ時、その人は全てなくなってしまうのだろうか。なくなりはしないが、それは一箇所に変わらない形であり続けるものではない。つまり非局在的なものである。・・・・死んだ人は、その人と関係性を持った人たちの中で生き続ける。・・・・
無常の中では分離できるものはない、私とあなたは無常の中では分離できない。」

「生と死は切り離すことができない。この世界の全てのものは常に変化している。もう少ししか生きることができないという診断結果を受け取ったとき、私たちは自分の人生や運命について吟味し始める。残された日々を治療に費やすか、関係性を大切にし、利他性を心がけながら、自分の注意を心理的な問題やスピリチュアルなことに向けて人生の意味を探し求めるのか、私たちは選択をすることができる。」

 

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