相手と価値観が共有できないとき その1

私は自分の価値観に従って生きています。

 

あなたもそうですよね。

 

人は誰かと話をする時、相手が自分と同じ価値観を持っていると幸せです。

 

自分の考えに共感してもらえますから、考えの正しさを認められた満足感を覚えます。

 

では、相手が価値観の違う人だったらどうでしょう。

 

自分が考える正しさは相手に認めて貰えず、加えて、話の内容を相手の価値観に基づいて評価判断され、時には否定されます。

 

ここでのポイントは、違う価値観であっても、そういう考え方もあるとして受容できるかどうかです。

 

同意ではありません。受容です。

 

感情的にならず受容できれば、相手との関係は破綻しません。

 

しかしながら、受容にはかなりのストレスが伴います。

 

場合によっては、自分を否定された!と感じるケースもあるからです。

 

違う価値観を受け入れるには、否定に対して反射的に起こる、不満や怒りの感情を冷静に観察します。

 

不満や怒りの感情に続いて、相手を非難する思考が想起する場合もあるでしょう。

 

そして、正しい私を理解できないなんてと、自分より相手を下に見る事で、自分に安心感を与えようとするかも知れません。

 

自分を相手より高く評価するという、自然な反応です。

 

自分はそんな心の狭い人間じゃない!と、人によっては認めたくない思考回路かもしれません。

 

相手との関係を破綻させないためには、そういう反応さえも、観察して受け入れることが必要です。

 

 

マインドフルネスの効果

マインドフルネスは本当に効果があるのでしょうか。


自分で体験してみたら凄く効いた!とか、イヤイヤなんの効果も感じられないよなど、ネット上ではいろんな評価が見受けられますね。


ネットで散見するマインドフルネス体験は、その多くが静座での瞑想体験のようです。


体験者が意識を何かに集中させる瞑想をおこなって、変性意識状態にいたり、自分が宇宙空間か何かにトリップしたような感覚におちいって、衝撃を受けたという方もいらっしゃるのでしょう。


私も初めてそんな経験をしたときには驚いたものです。


そして、大いなる勘違いなのですが、なにかとても重要なことを体験してしまったゾ、という嬉しいような感覚を覚えたことがあります。


しかしながら、変性意識体験はまったく意味のある効果ではありません。


というか、そこに価値はありません。


現代の私達は輸入ものの二元観(私が私では無いあなたを見ているというような)でものを考える方が多いでしょう。


現代科学は二元観ですね。


対して、東洋には一元観の思想がありました。


ここで、どちらが優れているかという評価はいたしません。


ただ、一元観においては、自分だけが良い(利己)といのは成り立ちません。


あなたと私の区別がないですから。


マインドフルネスストレス低減法(MBSR)のジョンカバットジン氏も、MBSRのプログラムには含めていませんが「全体性」について触れています。


「全体性」は一元観の世界です。


つまり、マインドフルネスとは、自身の感覚(外からの刺激に対する心や身体の反応、思考の変化)に注意深くなることを入口に、自分自身をより深く知り、その結果、より良い(利己では無い)選択をして、社会の一部として生きていけるようになることが最大の効果だと思っています。


マインドフルネスダイエット

食事中もマインドフルネス、「食べる瞑想」の話題。

 

現代社会はとにかく時間に追われて、忙しそうにしている方々が多いですよね。

 

お昼休憩の確保がむずかしいときもあるでしょう。

 

ほんとはゆっくり味わいたい名店のランチも、昼休みの残り時間を気にしながら、急いで口の中に運び込むなんてことが珍しくないかもしれませんね。

 

急いで食べると、満腹感が現れる前に食事が終わってしまいます。

 

この対策に「食べる瞑想」をおすすめします。

 

食事中に仕事や他の考え事をしながら、心ここにあらず状態で食べるのはもったいない。

 

せっかくですから、食べ物の色や香り、舌触り、飲み込む感覚などに意識を集中させて食事をすると、おいしさもひときわです。

 

必然的にゆっくり食べることにつながりますから、満腹感もおとずれて、少ない食事量でおいしさ満喫です。

 

その結果は言わずもがな、ダイエットにつながります。

 

毎食は難しくても、一日一回でも取り組む価値はありますよ。

 

ウオーキングの効用

最近「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」という本を読みました。

 

マインドフルネス心理療法にはうつ病や不安症状を軽減する効果がありますが、それはダメージを受けた脳細胞が活性化するからだと言われていますね。

 

私自身、薬で治らなかったうつ病が、マインドフルネス心理療法で完治した経験から、マインドフルネスの効用はよくわかります。

 

しかし、運動はそれと同等の効果がある事も実感しています。

 

人は体の部位を動かすのに脳から司令を出していますね。身体の動きと脳はつながっています。

 

身体を動かすことで脳細胞を活性化させるのですね。

 

別の言い方をすれば、身体と心は相互に影響しあっているのだから、身体を鍛えれば心にも元気がでると言えます。

 

マインドフルネスと運動、どちらにも脳を活性化させる効用がありますから、両方併用することで、よりその効果を高めることができると実感しています。

 

ということで、今日は天気が良かったので、天神中央公園(写真)にてウオーキングで汗を流しました。

 

私がうつ病闘病中の時は、少々身体に負荷をかけるために水泳に取り組みました。

 

ただし、どの程度の運動が適切なのかは、その人の状態によりますから、医師に相談するのが良いでしょうね。

 

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マインドフルネスのインストラクター

マインドフルネスを指導するにあたり国家資格はありません。

 

乱暴に言えば、未経験でも「私は指導者だ!」と宣言すれば、今日からそうなります。

 

でも実際は多くの場合、民間の協会などが独自に資格を定めて交付していますね。

 

最近ではカルチャーセンターのようなところが認定している資格もあるようですね。

 

私は日本マインドフルネス精神療法協会からマインドフルネス瞑想療法士の認定を受けて活動しています。

 

認定はインストラクター(カウンセラー)としてのスタート地点に立ったにすぎません。

 

指導に最低限必要な知識を勉強したということです。

 

指導者には知識と教える技術も必要ですが、その人自身の(こころの探求)実践経験が最も大切であると考えます。

 

航空パイロットの場合は「いままでの飛行時間」がベテラン度合いの尺度になりますね。

 

マインドフルネス指導者の場合は自身の経験から「いままでの瞑想時間」が一つの尺度になると思います。

 

私の経験値は1500時間超程度なので、何十年と実践を続けておられる方にはまだまだ遠く及ばないハナタレ小僧です。

 

実践が大事なのは指導者ではない場合でも同様です。

 

世の中にマインドフルネス教則本がごまんとありますが、たくさん本を読むだけでは残念ながら習得できないのです。

 

地味にコツコツ継続して実践を積み上げるしかないのです。

 

100時間〜200時間程(一日30分としてざっくり半年〜1年)続けてみると、自分が少し変化していることを発見されるでしょう。

 

 

ブログ開設

福岡市中央区で福岡マインドフルネスセンターを運営しています。

 

Web上ではマインドフルネスの情報が溢れていますね。

 

まさに、「玉石混交」。

 

「うそつかない」「読者に誤解を与えない」ことを第一に、綴っていきます。

 

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